令和3年8月上旬に、ウメ輪紋病の県内初発生が確認されました。
◆病徴
葉に薄い緑色の部分ができる症状や花弁に薄赤色の斑入り症状があり、果実表面には、ややくぼんだ輪紋を生じることがある。
◆病原ウイルス
本ウイルスは、アブラムシ類によって媒介され、主にPrunus属の果樹(ウメ、アンズ、スモモ、モモ、ネクタリン、ユスラ ウメなどの核果類)、セイヨウマユミ、ナガバクコ、ヨウシュイボタなどを宿主とする。
人には感染しないので、果実を食べても健康に影響はない。
◆防除対策
感染した樹は、治療法が無いため、伐採し根を除去することが望ましい。
未発生の園地等では、通常のアブラムシ防除、アブラムシ類の発生源となりうる周辺の雑草防除を行う。
◆◆詳しい症状や防除対策についてはこちらを御覧ください。◆◆
千葉県農林総合研究センター病害虫防除課ホームページ
https://www.pref.chiba.lg.jp/lab-nourin/press/2021/210820tokusyuhou.html